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2011年11月 5日 (土)

ニチブツ(日本物産)「ムーンクレスタ」 ~ \ドッキングセヨ!/

A long time ago in a galaxy far, far away....
There was another space as "MOON CRESTA"...

 

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1980年7月 ニチブツ(日本物産)「ムーンクレスタ」販売。

 

久しぶりの更新です。。。いやあ本職があまりにも忙しく、倒れてしまいそうでした。
というわけで、そんな日々から宇宙へ飛び出しますww

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ギャラクシアンが一息つきそうだったころに、燦然と輝く”宇宙”を引っさげ突如出てきたのが本作「ムーンクレスタ」 です。

 

本作は、ポスト ギャラクシアンを支え、また末永く愛されたシューティングゲームの名作の一つであり、ギャラクシアンと並ぶ「もう一つの宇宙」と言っても差し支えないほどです。 

 

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それもそのハズで、、、ムーンクレスタは、なんと”ギャラクシアン”のハードウェアを流用(コピー)して、ゲームを作ったものだからですw
なので、背景の流れる星も同じなのですよw

 

そりゃ、同じ感じの”宇宙”ですよねwww

 

_m4         とは言え、オイラのはコピー版のムーンクレスタで、
        ”オリジナル” のムーンクレスタ基板ではありません
          いわゆる、コピーのコピーというやつですw

 
 

本作を作成した、日本物産株式会社、通称”ニチブツ” は、
実は、インベーダーのコピー(ムーンベース)を作りタイトーに訴えられています。
  

 

またギャラクシアンをライセンス許諾販売はしたけれども、名称を変えて(ムーンエイリアン)契約数以上を勝手に販売しナムコに訴えられるという、、、なんだかなーというメーカーでしたw

 

本作は、勝手に作った「ムーン」 シリーズの三作目?であり、ハードウェアは流用でも、ゲームとしてはニチブツ初のオリジナル作品ですwww

 

しかし、いわゆるギャラクシアンの単純なコピーゲームだけであれば、売れることはありません。

とても個性的な作品であり、見所も多くて当時のゲーマーを多く取り込んだ名作です。

 

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このブログをはじめた当初にちょろっとムーンクレスタには触れたのですが、インベーダー、ギャラクシーウォーズ、ギャラクシアンの流れがせっかくあるので、おさらいがてらもう一度「ムーンクレスタ」 を取り上げようと思います。

 

 #1-個性的なゲームシステム
 #2-ドッキングせよ!
 #3-ムーンクレスタのコピーゲーム達

 

 

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#1-個性的なゲームシステム

インベーダー、ギャラクシアン と続いたシューティングゲームですが、「ムーンクレスタ」はかなり個性的です。

 

 ・自機の性能が3機とも違う
 ・ステージごとに敵が違う
 ・敵は弾を撃たない(体当たりのみ)

 

 

■自機の性能が3機とも違う

すでに当時から定番になっている「3機」設定ですが、
「ムーンクレスタ」では
”それぞれで性能が違う”というフィーチャーがあります。

これはゲームを奥行きの深いものにしています。

 

_m6               スタート直後は3機合体状態ですが

 

 

 

_m9           いきなり切り離され「1号機」のみで発進ですw
                       (なぜー)

 

 

 

_m41                 1号機     2号機     3号機

 

 

”1号機”からスタートですが、コレがやられれば2号機、そして次に3号機、の出番です。

 

これがまた、1号機が弱いのなんの。なんせ、弾は中央に1発だけです。
しかしながら、一番自機が小さいので、敵を避けやすいという利点があります。

 

”2号機”は、程々の大きさで2発並列発射なので、攻撃力が高くまた避けやすいという一番便利な機体です。これがやられると涙目ですw

 

”3号機”は、2発並列発射ですが如何せん胴体が横に広すぎる、そして中央から弾が出ないのでちょっと当てづらいという、、、結構嫌がられる機体で、かなり諦めモードな状態だったりしますw

 

ちなみに、全機共通で単発しか撃てませんw

 

 

この3機システムのおかげで、同じゲームでも1機やられるごとにゲーム性が若干異なる部分があり、また2号機はどうしてもやられたくないので、かなり必死になれますwww

 

 

_m17 

 

そして、これらの機体はこのゲームの最大の特徴でもある”ドッキング”システムで活躍します。(後述します)

 

あ。ちなみに30,000点でエクステンドですが、その際には1機どころか、
3機(1号機、2号機、3号機)増えますwwww

 

 

■ステージごとに敵が違う

ギャラクシアンと同じく1979年10月「アストロファイター」 (データイースト) や 1979年12月「オズマウォーズ」(SNK)でも、すでに”ステージ”ごとに敵が異なるというフィーチャーはあったのですが、「ムーンクレスタ」は”5ステージ”で構成され、それぞれ敵が異なります。

 

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ちなみにループゲームです。
ステージ5をクリアすると、またステージ1から始まります。

 
 

ステージ1 : 「コールドアイ」

_m10                4匹ですが、実際は「4対」で、、、

 

 

_m43             弾を打ち込んだり時間経過で分裂します 

 

 

 _m12                 そしてこれが2セットあります
      (色違いで黄色が出てきます、なんかゴーヤっぽいですw)

 

 

登場時は上記のように「4対」で、∞軌道を繰り返して下に降下してきます。この∞軌道の動きがとても美しいですw
打ち込んだり時間経過以外でも、残り4匹くらいになると分裂して一斉に襲いかかってきます。
分裂後は、木の葉が落ちるような弧を描きながらフラフラと襲ってきます。
何気にいきなり難しかったりますw

 

 

ステージ2 : 「スーパーフライ」

_m14       宇宙の奥から迫ってくる出現方法で、8匹襲ってきます

 

 
                _m15
               ギャラクシアン的なデザインです
          (”フライ”言うだけあって”宇宙バエ”ですかね)

 

 

_m16           そしてこれもまた色違いで2セット目があります

 

 

基本的に”コールドアイ”と同じ感じの動作をしますが、画面を大きく1周した後に弧を描きながら襲来してきます。
小さいので狙うのが難しそうですが、なぜかコールドアイより簡単な気がします。

 

 

ステージ3 : 「フォーディー」

_m20        左4匹と右4匹に同時に出てくる登場シーンが美しい。。。

 

 _m21                 これも色違いで2セットです 

 

動きが速いというのもあるのですが、画面外から襲ってくることもあるので油断するとアッサリやられます。

 

 

ステージ4 : 「メテオ」

_m23        画面途中から左右交差する動きで2個同時に襲ってきます
           (一応、前半4組。後半4組で色が違います)

 

このゲームで一番スコアの差が出るステージです。なんと1個200点
そしてこれを撃つには、結構コツが必要です。2つ同時に襲ってきますが、2つを壊すのは結構難しいです。
コレ以外の敵は、必ず8匹で全滅させると次のステージですが、これは敵撃破数では点差がつかないことを意味します。

しかし、この「メテオ」ステージでは倒しきらなくてもクリアできるので、
メテオを如何にうまく破壊するか
がゲーマーの腕の見せ所です。
(なお画面端が安全地帯です)

 

 

ステージ5 : 「アトミックパイル」

_m27                     フラフラフラ。。。

 

_m29                     色違いで2セット                   
         

 

振り子のようにフラフラ揺れながら段々下に下がってきます。
はじめは「小さな弾」ですが、落下時には先端が表示されます。

通称「タケノコ」。オイラの友達だけでなく、割りと全国区で言われていたみたいですw

_m28

しかしたまに「小さな弾」のまま降りてくることもあり油断できませんw
あああ、いいですねえー。こういう、いい加減な感じw

 

なお、ループ周回ごとに落下してくるミサイルの数が違います、、、
8周目には8個全部落下してきますwww

これは恐ろしい圧迫感です。
この
アトミックパイルの恐ろしさをぜひ体験してもらいたいです!w

 

 

 

 

■敵は弾を撃たない(体当たりのみ)

ムーンクレスタでは、敵は弾を一切撃ちません。これはもしかすると技術的な問題でそうなのかもしれませんがw

しかしこれにより本作は、体当たりで攻撃するためにプレイヤーを惑わし、とても美しい動きをします。

 

周回がステージが進むに連れ段々と動きは速くなり、それに伴いさらに滑らか、かつ圧倒的な絶望感が襲ってきます。8周目からが本番ですw

 

というわけで、まずは普通にムーンクレスタ動画を御覧ください。

 

そして6周目からの動画です。

 

 

いやあ、この敵の弧を描く動きが美しい。。。

 

 

 

 

 

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#2-ドッキングせよ!

さて、本作のまた名作たる所以の特徴である「ドッキング」です。

 

ステージ2の「スーパーフライ」 、またステージ4の「メテオ」、クリア後の時点で残機があれば それぞれドッキングステージがあります。

 

_m17_2                  ドッキングのために上昇し

 

 

_m18             30秒以内に2号機の中央にうまく降ります

 

 

_m19                「RIGHT ON!」(よくやった!)
            1号機と2号機合体で合計3発撃てるようになります

 

 

 

_m25     メテオステージ クリアまでノーミスであれば、3号機とも合体できます

 

 

_m26                    キター3機合体!
          (というと、”ヴォルガード”を思い出すオイラw)

 

 

_m27_2              合計5発同時に撃てるようになります
          が、アトミックパイルのステージだけなんですよ。。。
             この火力を実感できるのは一瞬ですw
             しかも、非常にやられやすいという。。。

 

 

_m30                 「FAR OUT!」(すげえええ!)
                   5ステージをクリア!

 

 

                      ですが、、、

_m31                  2周目は、また1号機から。。。

 

 

このドッキングは、攻撃力を得る反面、当たりやすいというリスクも負うことになり、このドキドキ感がたまりません。

しかしなんか、3機合体状態が堪能しきれませんがw

 

 

なお、合体時に失敗すると(下の機体の真ん中ではないところに接触すると) 、操作をしていた自機がやられます
1号機+2号機合体状態で、3号機のドッキングに失敗すると、なんと1号機+2号機の両方がやられるという!

 

 

また、合体後も敵が当たった位置によって、どの機体がやられるかというのも変わります。
よって、1号機+3号機、という変則合体もできちゃったりしますw

_m50                   1号機+2号機合体後、
            うまい具合に(?)2号機部分だけやられて
           2回目のドッキングに成功するとこうなりますw
            こういうフトコロが深いところも魅力的です

 

このドッキングシステムは、ギャラガよりも1年早く登場した画期的なシステムでした。これによりこのゲームの奥行きがかなり深まりました。

 

いやぁー、燃えます。(萌えじゃなくて) 

 

ドッキングは漢のロマン!!

 

 

そしてこの”ドッキング” システムは、後の「テラクレスタ」に受け継がれます。

 

 

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#3-ムーンクレスタのコピーゲーム達

本作までは、ニチブツはコピーゲームを作っていましたが、本作でオリジナル作品を出すことができ、また「ムーンクレスタ」は本当に大ヒットしました。

 

当時のオイラも、インベーダーやギャラクシアン、ゼビウスなんかよりも、ムーンクレスタのプレイ回数は遥かに凌ぐほど遊んでましたw

 

それだけ、斬新でまた末永く遊べる名作でありました。

 

 

しかし今度は、、、
皮肉なことに
ニチブツは「コピーされる側」となりました。

そのコピー対策として、次作「ムーンクエーサー」を発売しましたが、それを駆逐するほどコピーが出回りました。。。なんだかなー。(ムーンクエイサー自体が、、、ゲフンゲフン)

 

 

 

 

 

 

 

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ムーンクレスタは、ゲーム性ももちろんなのですが、BGMというか効果音(敵の襲来音とか)も非常に魅力的でした。

こう、なんか、宇宙的、なんですよ。

 

ギャラクシアンによって(ハードウェア的に)作られた宇宙ではありますが、オイラにとって(多くの人も思っていたと思いますが)、ムーンクレスタは”もう一つ宇宙”を作ってくれた名作です。

 

 

ゲーセンで見かけたらぜひオリジナルをやってほしいものですが、PSでも販売していますし、Wiiヴァーチャルコンソールでも販売されています。
今やるとやっぱり地味ですが、
ぜひ8周目以降を目指して遊んで欲しいものですw

ちなみに、たくさんのコピーが作られたと言いましたが、

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コピー作品(ライセンス供与されたものも含む)の”コピーROM”を持ってるんです。オイラw
(元々の基板がコピーだろう、というツッコミもありますがw)

 

残念ながら、「IC引き抜き工具」をなくしてしまったので今回間に合いませんでしたが、すでに注文したので届き次第、こちらも紹介したいと思いますwww

(ROMが壊れていなければ…)

 

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基板の裏表にある、このROMを載せかえれば!!

というわけで、ROMが壊れていないこと祈りつつ、工具が届くのを楽しみにし、無事ならご紹介したいなあと思いますw

 

 

Another space as "MOON CRESTA"!

そしてドッキング万歳!!

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コメント

ニチブツはけっこう独創的なゲームを作ってましたよね。

シューティングにおける敵の動きは反則スレスレですけどw

そんな中において「テラフォース」は異端というか、
ニチブツのシューティングで一番難易度が低いんですよね。

あまりに難易度が低すぎて、ニチブツから難易度調整したROMが
送られてきましたが、さほど変わっていないという悲しいオチがw

>>Hiro さん
コメントありがとうございます!

ニチブツはキワモノ…ゲフンゲフン…独創的ですよねー。
 
「子連れ狼」とかどうしたものかと思いましたよ。普通あんなの作りませんってw
しかも原作と同じで、乳母車から機関銃が出るところとかw
 
 
「テラフォース」は、簡単でしたねー。
横画面の縦シュー + マグマックス的な、(↓IN)こういうヤツで地下に行くというw
しかしまあ地味なゲームでしたよねw
派手なのは3段階目のボムの爆風ってくらいでしてwww
 
 
修正版ROMなんてあったんですね。。。しかし変わり映えが無いってそういうところにニチブツのいい加減さが感じられてステキですwww
 
 

アトミックパイル全落で無事だったことがない・・・

沢山のコメントありがとうございまっす!!

アトミックパイル、全落、回避不能ですwww

知ってても、まず”来る”という、プレッシャーにやられますよね。

で。

たまたま、先撃ちしておいた弾が当たれば良いですが、当たらなかったときの、”あー”、という絶望感www
 
 

いい時代の素晴らしいゲームだったなぁ~。確か30円でプレイした。30円でそこそこ長く遊べて内容も斬新だったので、本当によく覚えている。これより前のゲームで覚えているのは、ブロック崩しぐらい。

タケノコ!?

「とんがりコーン」
じゃないのか・・・

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