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2024年1月

2024年1月 3日 (水)

SONY 「PVM-6041Q」 小さいことも良いことだ

唐突ですが、若い頃にあこがれたものの一つに ”小型テレビ” がありました。

 

むかーしむかしオイラの家では、自分だけが好きなテレビを見るとかゲームで遊ぶとかは考えられない環境でした(だいたいそうだと思いますが)。

テレビは一家に一台が基本でリビングにあるテレビを家族で囲んで見るものでしたし(今もまあそうでしょうけど)、家族と同じテレビ番組を見るものであって、自分だけゲームなんてなかなか遊べるチャンスはありませんでした。(ので、小さい頃は5時とかに早起きしてリビングのテレビで音をすごい小さくして遊んだりしたものです…)

 

まあ、夕食後に別室にある当時父親が買ってきた8bitマイコン ”PASOPIA” +デジタルRGBモニタ はあったのでそっちでベーマガ見ながらゲームプログラム入れて遊んでたりもしてましたが。

 

こんな感じで、もし”小型テレビ”があれば自分だけが好きなテレビ番組を見たりゲームができる!と思いを巡らせたものでした。(うる星やつら とか見れませんでしたw)

 

そんなことを思いつつ、携帯できるテレビ SONYのWatchman FD-20とかはもう憧れました。6インチテレビのSONY KV-6ADシリーズにもテンション上がりました。ほんと欲しかったです。買えませんでしたが。



でもですよ。

 

今となっては”小型モニタ”なら BVM-D9H5J をすでに持ってるわけですし、
そもそも現代はスマホで好きなだけなんでも見れるじゃないか、と。。

 

でもそうじゃないんです。

9インチはまだデカいんです。スマホはなんか違うんですw

”小型テレビ” が欲しかったんです
”小型テレビ” でアニメが見たかったんです
”小型テレビ” でファミコンがしたかったんです

というわけで、

PVM-6041Qを買ってしまいましたw

(”テレビ”じゃないじゃん…)

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レーザーディスクをコンポジット接続

 

あーめっちゃ小さいw でも奥行はそこそこあります。

SONY KV-6ADシリーズは奥行あんまないのですが、PVM-6041Qは横146mm x 縦173mm x 奥行352mm でほんと長いw


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このモニタはオークションとかで見かける頻度は高いです。そして正直スペックは大したことありません。15Khz専用で水平解像度は250ラインです。そして画質的には一般トリニトロン菅テレビよりちょっと色精度が良いという感じ程度ですので画質重視の人には不要だと思います。

が。ポイントは、なんといっても 6インチでも ”RGB/コンポーネント入力” が可能であること と、腐っても ”PVM” です。RGB接続はもちろんですがコンポジット接続でも民生機のテレビより精緻に表示してくれます。また、ビームカレントフィードバック回路搭載しているので経年で変化するホワイトバランスを補正します。

 

そしてなによりこの小ささはなかなか可愛いです 。(画像1枚目の くりいむレモン黒猫館の”亜里沙” のことではなくw)

 

PVM/BVM 9インチより小さく、はるかに軽いので放送業界のフィールドではものすごく活躍したモニタです。


ただそれだけに状態がとても良いモニタはなかなか出てきません。オイラは状態が良いものに出会うまでにジャンクを含め5台買い、一番良いものだけ手元に残してあとは手放すのを繰り返し、最終的には使用時間50時間未満(出品者申告ですが)で外観はキズがちょっとだけあるかなり程度が良い状態のものが入手できました。(なもんでここで掲載している写真は色々入り混じってます)

 

ちなみに、PVM-6041Qは(たぶん)2種類あります。

1)初期型 電源スイッチ緑色+背面のUnderscan時アスペクト比 4:3-16:9切替スイッチ無し
2)後期型 電源スイッチ灰色+背面のUnderscan時アスペクト比 4:3-16:9切替スイッチ有り シリアルナンバー2500001以降

ジャンクを買ってパーツ取りするときにはちょっと気を付けましょう。内部基板がちょっと違います。


なお、PVM 9インチシリーズにも各機種だいたい2~3種類あり、もちろんベースの性能は同じですが、小さなところがちょっと違ってます。電源ボタンが緑色は大抵、初期型です。


 

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(これはジャンクのPVM-6041Qの写真ですが)
S端子入力はありませんが、コンポジットとRGB/コンポーネント入力搭載しているので過不足なく一通り使えます。

 

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DVDプレイヤーRGB接続

 

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PS2でDVD再生コンポーネント接続

 

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スーファミRGB接続

 

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改造ツインファミコンRGB接続

 

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PS2コンポーネント接続

 



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サターンRGB接続

 

 

さすがにこのサイズだと、レトロゲームを遊ぶにはちょっと難しいかもな部分はありますが、でも当時持ってたら間違いなくゲーム機接続していたでしょう。(当時のファミコンをRF接続しようにもRF端子自体は無いので、NEWファミコンかスーファミでしたでしょうなあ)

またマイコン系でも文字とかつぶれがちというのも厳しいです。特にMSXで漢字を表示するゲームなんてもう判別困難ですw

でも、VHSやレーザーディスク、DVD再生においては手軽にブラウン管テイストを楽しみながら眺めるという感じにはぴったりです。オイラ的には ”金魚鉢” と呼んでますw

(電源環境さえ用意できれば)何かのレトロゲーム系イベントとかでデモ用に使う感じですと目を引いてよいかもですねえ。(バッテリ駆動自体できる製品ですがそもそも稼働できるバッテリが存在するのか。。。)

 

レトロゲーム主体のブラウン管マニアには向かない製品ですが、このPVM-6041Qは オイラにとっての”小さいテレビ” の夢を(今更ながらですが)果たしてくれました。なんかついつい電源入れてレーザーディスクを見てしまいますw 

SONY KV-6ADシリーズも買おうかなあ。。。

 

2024年1月 1日 (月)

SONY 「BVM-D24E1WJ」 Blu-ray表示はすごいぞ

2024年、あけましておめでとうございます!

 

2023年はこのブログのアクセスで面白い傾向がありまして、1番人気が何故か”黄金の城”の攻略記事でした。なんかこれだけアクセス数が突出しています。。なんでだろう。。きっとあれか、イレーネのお〇ぱい。これだw(知らんけど

ちなみに次点は、PVM-20M4Jの記事でした。ブラウン管、とくにPVMの人気はやっぱ高いなあ、と思いました。

 

とまあ、そんなブラウン管ライフを送っていますが、PROFEEL 16x9ことKX-32HV50で 32インチ ブラウン管レトロビデオゲーム環境を構築して満喫してて思うのは、、、PROFEEL 16X9の数少ない弱点として”1080i表示で左右が少し切れる”  と 720pが映らない、という問題です。

まあもともとブラウン管は、左右上下がちょいちょいオーバースキャンするようになってて多少見切れているのはしょうがないのですが、一度気になってしまうとどうにもなりませんw また720pが表示できなくても480pが映れば十分綺麗とは思ってますが、ソース側の信号がそのままネイティブで表示されないということがどうにも気になりますw 

 

で。

ついカッとなってBVM-D24E1WJを購入
してしまいました。。。

カッとなってしまったために高い買い物を…

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720pも映る!


スペック的には、BVM-D20F1Jを24インチワイド菅にしたものです。ちなみに、SONY GDM-FW900と同じブラウン管を使っているという話を聞いたことあります。

でまあ、買ってはみたもののPROFEEL 16x9の憂鬱再来で、とにかく搬入がヤバイです。重量は51㎏あります。。縦482mmx横565mmx奥行559mm(実際ケーブル繋げると700mmくらいになります)なもんでPROFEEL 16x9まではいかないにしても十分なデカブツです。

ショップで購入したのでショップの人に相談したら、わざわざ自社配送で搬入までやってくれました。本当にありがたい話です。1人だったら絶対無理でした。

水平解像度は脅威の1000ライン(4:3および16:9)です。なのでPVM-20M4Jの800ライン や BVM-D20F1Jの900ラインより解像度が高いのです。

 

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デフォルト搭載のRGB入力はもちろんなのですが、今回購入したブツには奇跡のBKM-24Nボード搭載でした。

これはBVMでNTSCのS端子入力(Y/C入力)を可能にする数少ないボードで、単品ではめったに出てこないカードです(eBayとかに出てくることありますが結構高額です)。このカード単体で、さらにコンポジットとコンポーネント入力が可能になります。

類似のカードでBKM-24Tというのもあり、こちらもS端子入力ができますが、NTSC以外にもPALの入力も受け付けます。が。さらに高額です。搭載済みの個体を入手された方はラッキーです。

ちなみに、普通のS端子はそのまま接続できません。S端子形状→BNCx2(YとC)分岐の変換コネクタを用意し、さらにBNCケーブルで接続する必要があります。

CANARE ( カナレ ) 2VS003-FJ1.5C | サウンドハウス (soundhouse.co.jp)

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あとは、BKM-41D HD-SDI入力定番カード搭載なので、HDMI変換すれば過不足なく使えます。

とはいえ、、これだけモニタあるとケーブルがすごいことになってます。

 

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ケーブリングのし直しなんて考えたくもありませんw

 

 

 さっそくアーケード基板を。。。

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アーケード基板をRGB入力

 

うぉぉぉ、、すげえ綺麗だな。さすが1000ライン。。。ですが、D20よりスキャンラインがほんのちょっと強くでる感じです。スキャンライン大好物の方にはたまらんかとw

 

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D24とD20を並べてみました
なんか偏って見えるのは、重量のせいでラックの板がゆがんだせいですw
ならべてみると、4:3画面はD20より小さくなります。18インチ相当ですかね。

 


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PROFEEL 16x9 と BVM-D24E1WJを並べて表示

 

PROFEEL 16x9と並べるとやっぱ画面は小さいですね。そりゃ32インチと比べたらそうなのですが。。。
でも他方、D24の精細さはスゴイです。PROFEEL 16x9がちょっと見劣りします(いや、PROFEEL 16x9も十分すぎるほど綺麗なんですけど)。

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ゲームキューブのスターソルジャーGCをコンポーネントで接続

 

なんだこれは、、ゲームキューブってこんな綺麗でしたっけ?GCをコンポーネント出力しているのでそりゃある程度そうなのですが、それでもいままで遊んでいたゲームキューブはなんだったのか、と。。

 

 

じゃあ、Blu-rayでも再生してみますか。。

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Blu-rayをコンポーネントで1080i入力

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左右が切れません。ばっちりです。

 

ゲフン。。これはヤバイ。なんだこれは、、恐ろしいほどの綺麗さです。発色の良さといい、コントラストといい、、Blu-rayをFHD液晶で見ている場合じゃねえッス。パネっす。いやあ。。D24はBlu-ray 1080i環境では最強の一角を担う機種だと確信しましたね。いやFHD液晶も綺麗ですよ。でも質感が違いますなあ。(オイラ的にはプログレッシブとインタレースの違いは全然気になりません)

さすがに4k 有機ELのほうがもっとクリアで綺麗ですが、質感はやっぱブラウン管のほうが艶やかで素敵です。

 

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ビデオデッキをS端子入力

 

VHSソースはさすがにVHSなので、VHSなりに表示されますw が。PROFEEL 16X9でもそうなのですが、画面が大きいとVHSの粗さはごまかせませんな。ことさらD24だと、粗いところがはっきり見えますw でもそもそも ”そういうことを見るための業務用モニタ” というのもありますが。

 

うーんコンポジット/S端子入力はちょっと暗いかな(VHSデッキとLDプレイヤーのせいか??)。。。でも本体のコントラストを上げるとあっという間にOVERLOADランプが点灯してしまいます。RGBでもコントラストを上げるとすぐOVERLOADしますが、コントラスト自体はランプ点灯ギリギリ手前に調整しても綺麗にでます。が。D20よりやや落ちるかもです。

自分のD24個体の劣化のせいかも(ちなみにOperation Hourは22,000時間です)と思ったりもしますが、いろいろ調べるとそういう傾向っぽいです。となるとこれはD24の欠点かもで、OVERLOADがすぐ点灯するのは仕様みたいです。

で。よくあるD24障害パターンとして OVERLOADが点灯しっぱなし になることがあるとも聞きます。。モニタ起動時のINITIALIZEの時にコケるとかいう問題みたいです。障害箇所は本体左側面側についているボードのコンデンサ障害のようです。一応いつでも修理できるように搭載コンデンサ全部のパーツを用意しておいています。INITIALIZE失敗の問題がこれで本当に治るかわからんですが・・・

 

あとVHSやLDなどの4:3ソースは、4:3モニタ(D20)とかで使うほうが良いのかもしれませんな。貴重なBKM-24NボードはD20に移植して、こちらでS端子を堪能することにします。(背面からカード引っこ抜く作業を考えるだけで面倒ですが)

 

さらに別のD24の欠点としては、通電から画質が安定するまで他機種より時間がかかります。だいたい20分ほど運転して本来の画質を発揮できる感じです。程度の差はあれ、一般的にブラウン管は安定するまで時間が必要です。なおマニュアルにはウォーミングアップタイムが書かれておりだいたい10分~15分と書かれています。

 

あ。ほかにも地味な欠点と利点あります。
24インチクラスになると設置環境にもよりますが、地磁気の影響(と劣化)で画面四隅で色ずれを起こしやすいです。つまりランディングがうまくいかないことがあります。(手持ちのPROFEEL 16x9でも多少発生しましたが)これは20インチサイズでもちょいちょい起こりがちです。

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画面左上隅でやや緑色っぽい変色が…
その他の隅もややなんか色味が違う

他機種PVM/BVMでは、設置場所の変更 や 画面の向き(東西南北)を変更して、デガウスを実行して解消されるか試しますが、それでもどうにもならいときは、力業でモニタカバーを開けてブラウン管背面に磁石を当てて調整をしています。

が。

D24の利点としては、OSD(モニタの設定画面)で四隅のランディングをそれぞれ調整できます!これはすごいうれしいです。この設定のおかげで上述の変色は解消できました。

 

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いやあ。。。BVM-D24E1WJ、すげえな。。さすがの1000ラインというのもありますが720pはもちろんですが1080iも半端なく綺麗です。4:3ゲームをやるならD20のほうが良いと思いますが、1080iソースで使いたい場合はD24を購入する価値は十分にありますので、皆様もぜひ検討してみてください。SONY GDM-FW900が入手できればそれも選択肢の一つです。(”聖杯”と呼ばれるくらいモノが出てきませんが・・・)

 

で。最後に、PROFEEL 16x9 + D24 + D20 を同時に表示させましたw めっちゃダライアスっぽいwww

 

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